はじめは凛とした辛み、次第に現れるまろやかな甘み。
青森の冷涼な気候は、糖度と旨みをじっくり蓄え、調理時の香味を格上げします。
和洋を問わず、主役にも名脇役にもなれる精度の高いバランスです。
刻む、潰す、熱を入れる──工程に呼応して立ち上がる上品なアロマ。
食材と混ざり合いながら輪郭を保ち、余韻は静かに、長く。
日常の一皿から特別なコースまで、品位ある香りで満たします。
オイル、バター、出汁、ハーブ──多様な相手と調和しながら、料理に奥行きを与える素材。
仕上がりの艶やかさ、香味の層、温度の変化までも美しく整えます。